カウンセリングにお越しの際に

ここでは、
カウンセリングをお考えの方、
に向けて
お伝えしています。


初めてお会いした時には、
いつも
このように申し上げています。
こういう話をしなくてはいけない、とか
こんなことは
云ってはいけないんじゃないか、
という気持ちから少し離れて
ご自分が感じてらっしゃること・
考えてらっしゃることを、
自由にお話しいただいてよい場所です。
そう申し上げています。

もちろん、どなたにも
話したくないこと、があるものです。
話したくない、
と感じていることでしたら、
無理にお話されなくても、大丈夫です。
ご一緒にお話しをしてゆくうちに
「話してもいいかな、話してみたい」
という気持ちに
変ってゆくことがあります。
そのときに、
自然な気持ちでお話しいただければ
それで大丈夫です。

| そのままで大丈夫です |
「自由にと云われても、
うまく話せるかどうか心配」
「自分のことを人に話したことが
ないので、どう話していいか」
そう思われる方が
いらっしゃるかも知れませんね。
でも、カウンセンリグでは
上手にお話しされる必要は
少しもありません。
特に初回は
カウンセラーとご相談者とが
初めてお会いする場になります。
ご自分のペースで
少しずつお話しいただければ、
それで大丈夫です。

混乱した気持ち・
絡まり合った頭の中を
ご一緒に少しずつ
整理するお手伝いをすることが、
カウンセリングやカウンセラーの
大切な役目でもあります。
最初からまとまって
よく整理されているようでしたら、
そもそも、
カウンセリングの出番がありません。

| 印象の違い |
「サイトを読んで、女性のカウンセラー
だと思っていたので、電話をした時に
男性が出たのでビックリした」
そう云われることがあります。
また一方では、
電話カウンセリングで
数年お話をしてきた遠方の方が、
初めて面談にいらした時に
「電話の声の印象で
おじいさんかと思ってた」
「こんな感じの人だと思ってなかった」
そう云われたことがあります。
「いえ、ボクは若くないですから。
十分おじいさんなんですけど」
〝おじいさん〟は少し大袈裟ですが、
そう申し上げたことがあります。
よほど
〝昔話に出てくるお爺さん〟
のような印象を
お持ちだったのかも知れません。

| 普通の部屋です |
面談を行なっている部屋は
ごく普通の部屋です。
「普通の部屋なんですね」
「事務所っぽい感じかと思っていたので、
少し意外だった」
そんな感想を云われることがあります。
あるいは
「落ち着く感じがする」
そうおっしゃる方も
いらっしゃいます。
本来のカウンセリングは
けっして派手な仕事ではありません。
むしろ縁の下の地道な仕事です。
ささやかな普通の部屋で
面談をおこなっています。

