カウンセラー紹介

カウンセンリグ案内


            
この似顔絵は大井町での開設時に
 ご相談者の方が描いて下さいました。
  ちなみに、現在は坊主頭です。

 萩原 久慈

品川区の大井町で開設してから
約18年(2024)になります。

(社)日本産業カウンセラー協会所属
  カウンセラー(09007413)
  北海道 足寄出身。

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宗像恒次氏(筑波大学教授・当時)の行動科学や保健学・カウンセリングと出会い、学ぶようになったのが、カウンセリングや心理療法へ入るきっかけです。
宗像教授が主宰する事務局で、しばらくカウンセリングを行なっていました。

不登校の子どもたちに関心を持ち、親の会などにも少しだけ関わったことがあります。
もしかすると、わたし自身が小学生の頃に、不登校気味の子どもだったことも、関係があるかも知れません。

故・中井久夫 先生
神田橋條治 先生
星野 弘 先生
故・石井哲夫 先生

これらの先生方は
臨床家・治療者あるいは精神科医として
わたしが真に尊敬し

事例検討会・スーパーヴィジョン・著作・論文等々を通して、多くのものを学ばせていただいている方々です。

中井先生は次のように書いています。
わたしは医学の中では臨床を大事にしたい、という気持ちが強くなりました。学者ではなく職人でよいではないかと思いました

臨床(りんしょう)とは
患者あるいはクライエントを、対象として扱い距離を置いて観察し操作する立場ではなく、一人一人との〝治療的・相互関係〟に自らの身を置く、という意味。
あるいは
そうした〝治療的・相互関係〟によってしか見出すことのできない認識の世界、を意味する言葉。

神田橋先生の臨床家を対象とする勉強会の録音の起こしを、長くやらせていただきました。

星野先生は述べています。
治療的枠組みは広がっていますが、患者さんは集団として扱われ、個々に沿った本来の治療そのものは逆に後退していことが少なくありません

石井哲夫先生は、発達心理学の専門家であると共に、自閉症や発達障害の子ども・人たちの療育と福祉に生涯を投じた方です。

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自白や供述調書の現実を通して
取調べや刑事裁判の問題を知り

浜田寿見男氏(奈良女子大学・当時)を都内に招いて、冤罪事件や刑事裁判についての講演会を幾度か開催しています。

平凡社新書から出ている『取調室の心理学』は、これら一連の講演会の内容をまとめたものです。