森のこかげについて

品川区のカウンセリングルーム・森のこかげ。

森のこかげは
独立したカウンセリングルームとして
開設することで

組織の方針や雇用先との関係などに
左右されることなく
ご相談者との〝カウンセリング関係〟を
大切にしながら、続けてきました。

森のこかげを長く続けてこれたのは
なによりも、ご相談者の方々の
ご支持があったからこそ、と思っています。

直接お会いしてお話しをしてゆく
面談カウンセンリグ


電話・スカイプを使った
オンラインカウンセリングも行なっています。

       
   

| ご一緒に整理しながら |

カウンセリングでは
思っていること・感じてきたこと
これまであったことなど

自由にお話しいただきながら

気持ちや問題などを整理しつつ
ご一緒に考えてゆきます。

そうした本来のカウンセリングを
大切にしたいと思っています。

ですので
そのままいらしていただけたら
それで大丈夫です。

開設して十五年以上になりますので
十代の中学・高校生から七十代の方まで
幅広い年齢の方たちとお会いしています。

カウンセリングには守秘義務があります。
どのようなお話でも
安心してお越しいただけます。

| 堂々巡りではなく・・・ |

なんとかしたい、このままではいけない
・・・そう思っているのに

悪循環に落ち込んでいったり
同じ事が繰り返されていくとしたら
とても残念なことです。

頭の中のものを一旦横に置いて
ご一緒に整理し考えてゆくことが、カウンセリングでは、とても大切になります。

整理や理解の深さに応じて自ずから、
それはどういうことなのか・・・
あるいは
どうしたらいいか、が見えて来るものです。

あるいは
ストレスからくる身体症状や病気も
増えていることが云われています。

河野友信・心身医療
時代状況を反映して、ストレス関連の病気や問題が増えていますが、治療は必ずしもうまくいっているとは言えません。
臨床経験があれば、容易に理解できることですが、マニュアル的な治療では殆どうまくいきません。
個別的で複雑系である人間の心は、マニュアル的治療では、うまく扱えないからです。

| 絵を描き直してゆく |

ご一緒に整理しながら
言葉で白いキャンバスに、もう一度絵を描き直してみること・・・

そんなイメージを持っていただけると
素晴らしいと思っています。

変わるとは実は、ほんの少しだけ変わることなんです。 ほんの少し変わるだけで、いろいろなことが変化してゆくのです。
上野千鶴子

| 臨床の世界 |

カウンセリングも臨床行為ですので、
実は、カウンセラー個々人によって
随分と違ってくるのが現実です。

ちなみに故・下坂幸三氏は
次のような言葉を残しています。

カウンセリングに志す者なら青年・壮年期には一日七〜八時間、臨床に打ち込める時間が持てたら、幸せです。
職人やスポーツ選手の世界では、天賦の才に加えて、とことん修練を重ねた者が名人と呼ばれるようになる。臨床の世界とて、例外ではないでしょう。

難しい例も敬遠しないで多数例の経験を積まなくては、いつまでたっても、腕の立つ心理療法の職人にはなれない、と信じます。

下坂幸三(精神科医・心理療法家)

▷▷ カウンセラーとしての仕事