
もっと悲しんでも大丈夫なんだよ
・・・・
きちんと悲しめずにいることが、
余計に人を苦しめる事があるのです。
それをお伝えしたくて、
この拙い文をしるしました。

悲しみという感情
カウンセンリグから見るとき
感情には、
それぞれに意味があります。
なかでも悲しみとは、
「喪失感」と根っ子の繋がった
感情なのです。
では、喪失感(そうしつかん)とは
どのような心の姿を
云うのでしょう。
それは・・・・
あなたにとって
とってもとっても大事なもの・・・
あなたにとって
とても大切な意味を持つもの・・・
他では置き換えることの出来ない
かけがえのないもの・・・
そうした対象や存在が
失われてしまったり。
あるいは、
失われそうになっているのに
それをどうすることも出来ずにいる。
喪失感とは
このような心の姿をいいます。

| 悲しみを悲しめること |
そして悲しみとは、
こうした喪失感と
深く根っこの繋がった感情なのです。
だから
たくさん悲しんだって、いいのです。
きちんと悲しめるからこそ、
いっぱい悲しめるからこそ、
そこから新しい心の芽も
芽吹くことが出来る。
そして、なにも云わずに
ただ黙って
そばに居てくれる人がいたら、
心はきちんと、悲しむことが出来る。
せめてカウンセリングが、
心の新しい芽が芽吹いてゆくことを
見守り続ける営みであるように、
願ってやみません。

〝悲しみ〟とひとくちに云っても、
日常のなかで流れ去ってゆくものから、
生きる意味や
生きる意欲を失ってしまうような
深く深い悲しみまで
さまざまです。
しかし、そのいずれの時にも
悲しみの背後には、
喪失感と繋がった何ものかが
存在するのです。
カテゴリー【こころの物語】



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