
話を整理しておく必要がありますか。

特に、初めていらっしゃる時には
「どう話しをしたら上手く伝えられか」
「どこから、どう話せばいいか」
などと、
頭を悩ませてしまうかも知れません。
そのためもあって、
前もって整理したメモをお持ちの方も
いらっしゃいます。
もちろん、それでご自分自身が
落ち着いてお話しが出来るようでしたら、
意味のあることだと思います。
ただ、カウンセンリグでは、
予めきちんと整理した上で
お話しいただく必要は
少しもありません。
ご相談される方自身が
予め整理をされてしまっては
そもそも
カウンセリングの意味がありません。
たとえば、
学校のテストに喩えるなら、
カウンセリングは
答案を考える場ではなく、
問題と答案の両方を
ご一緒に見つけてゆくための場
・・・そう云えるかも知れません。
白いキャンバスに、言葉で
もう一度、絵を描き直してゆく・・・
| ありのままの形で |
「こんな、まとまらない話ですけど」
そう心配される方も
いらっしゃいます。
しかしむしろ、
あっちに行ったり
こっちに行ったりしながら
お話しされている時というのは、
カウンセリングではとても良い状態です。
そう申し上げると
意外に思われるかもしれませんね。
聞いている人が分かりやすく
良く整理された話を
されている時というのは、
人は、予め頭の中でこしらえたものを
言葉にして語っているものです。
もちろん、
それが、いけないわけではありません。
ただ、そればかりでは
対話の中で
ご一緒に何かを探してゆく・・・
そして、
これまで見えずにいたものを、
ご相談者とカウンセラーとが
共に見つけてゆく・・・
そうした
カウンセリング本来の姿が
希薄になってしまうことでしょう。
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お読みいただけると幸いです
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