カウンセンリグの前に【4】


話を整理しておく必要がありますか。

初めていらっしゃる時というのは、
「どう話をしたら上手く伝えられるだろう」
「どこから、どう話せばいいか」 など、

頭を悩ませてしまうかも知れません。

そのためかどうか、
ご自分自身が整理する意味もあって、
時折メモを書いてお持ちの方も
いらっしゃいます。


ただカウンセンリグでは、
あらかじめ整理してお話しいただく必要は
少しもありません。
大丈夫です。

あらかじめ整理されているのでは、
そもそも
カウンセリングの意味が余りありません。

次のような喩えでは、
かえって分かりにくいかも知れませんが、

仮に学校のテストに喩えなら

カウンセリングは
「答案」を考える場でなく、

「問題」と「答え」の両方を
ご一緒に考えてゆくための場

・・・そう云えるかも知れません。

カウンセリングとは、
「白いキャンパスに、言葉で
 もう一度絵を描き直してみること」。

「こんなまとまらない話ですけど」
そう心配される方もいらっしゃいます。

しかしむしろ、

「あっちに行ったり
 こっちに行ったりしながら
 お話ししている時というのは、
 カウンセリングではとてもよい状態です」

・・・そう申し上げると
意外に思われるかもしれませんね。

聞いている人が分かりやすく
良く整理された話をされている時というのは、

人は、あらかじめ頭の中でこしらえたものを
言葉にして語っているものです。

もちろん、
それがいけないわけではありません。

ただし、そればかりでは、
対話の中で何かを探してゆく・・・

これまで見えずにいたものを、
ご相談者とカウンセラーとが
共に見つけてゆく・・・

という形には、
なりづらい面があります。


 カウンセリングの前に・目次