
夫婦関係でのご相談とカウンセリング
| はじめに |
パートナーとの関係性というものは
日々の具体的な生活においても
精神的な面においても
大変に大きな比重を占めるものです。
ですので、パートナー(夫のこと・妻とのこと)でお話しにお越しの方たちも、いらっしゃいます。
そのためカウンセリングでも
夫婦関係は
とても大切なテーマの一つになっています。
誰かに一度、きちんと話を聴いてもらいたくて。
・・・という方から
カウンセリングを続けながら
ご夫婦の危機を乗り越えてゆく方も
いらっしゃいます。
本当は夫婦ふたりで来たかったけど、(夫は・妻は)絶対に来ないだろうから、わたし一人でも気持ちを整理するために、申し込みました。
そう仰る方もいらっしゃいます。

| 夫婦仲・夫婦関係のご相談 |
結婚生活では、もちろん
嬉しいこともたくさんあります。
しかし一方では
パートナーとの関係に疲れてしまったり、
夫婦仲が上手くいかずに思い悩んだり。
相手のことが理解できなくなって
不信感を抱えるようになったり。
夫婦関係を改善したいけど
どうしたらいいか分からない・・・
などのように
夫婦関係のことで
思い悩むことが多いのも事実です。
その悪循環の繰り返しの中で
「もうこれ以上は無理だ」
「もう一緒にはやっていけない」
・・・というところまで、
心を追い込んでしまう場合もあります。

| 神は細部にやどる |
気持ちや感情など
心が深く関わってくる事柄では
一般論で考えていたり、
自分でモヤモヤしているだけでは
堂々巡りになっていったり
自分でも分からなくなってしまう事は
とても多いものです。
関係性というものは、実は
とてもデリケートな要素で出来ています。
「神は細部に宿る」
という言葉にあるように
細かなディテールの部分にこそ
重要な糸口が、隠れているものです。
ですので、面談では
いろいろな事を自由にお話しいただく
・・・という事が大事になります。
| 思い込みの雲を払い |
カウンセリングでの経験から申し上げると
パートナーとの間で起きていること
あるいは、
起きて来たことを
もう一度、ご一緒に整理し直しながら
考えてゆくことが、
とても必要で大事なことになります。
人は誰もが「自分メガネ」を通して
他者や物事を見ているものです。
自分のことも、そして相手のことも
見えなくなっていきます。
自由にお話しいただきながら
ご一緒に整理し考えてゆくことで
これまでの思い込みや先入観の雲を
少しずつ払いながら
そこで、本当は何が起きていたのか。
あるいは
本当は何が起きているのか・・・
パートナーについて
そして自分自身について
ご一緒に見い出してゆくことは
どうしていけば良いか、を考える上でも
とても大切なことかも知れません。
| ご相談例 |
(妻に・夫に)納得して貰うためには、これ以上何をすればいいか、自分では分からなくなっている。
別居している中で、今後どうしていったらいいか、自分の気持ちを整理してみたい。
(パートナーとの間で)気持ちが通じ合えない辛さを、ずっと感じてきた。アスペルガーではないかと感じている。
本当は二人で来たかったけど(夫は・妻は)絶対に来ないだろうから、自分一人でもなんとかしたいと思い、申し込んだ。
夫婦関係が壊れてしまう前に、自分にも変えられるところがあれば変えていきたい。
喧嘩が多くなっている。どうにかしたいけれど、気持ちの整理がつけられずに、同じことを繰り返してしまっている。
今後どうしていきたいのか、自分で自分の気持ちが分からなくなっている。
(パートナーが)精神的にとても不安定なところがあるように感じて、どのように接していけばいいのか分からない。
修復は難しそうだが、今後のためにもモヤモヤした気持ちを、少しでも整理したい。
一緒に生活を続けるには、わたしが変わることが条件であり、その為にカウンセリングを受けて欲しいと言われている。
その他
カテゴリー【夫婦関係】