夫婦カウンセリングについて

夫婦(カップル)カウンセリング


   
ここでは、ご夫婦・カップルでの
カウンセリングをお考えの方に向けて
お伝えしています。



夫婦(カップル)カウンセンリグとは、
お二人で面談にお越しいただき、

カウンセラーを交えて
お話しをしてゆく形のものです。

森のこかげでは
開設以来15年近くにわたって
夫婦(カップル)カウンセリングを
行なってきています。


〝夫婦問題について〟のご相談では、

パートナーとのことで
奥さんかご主人が
カウンセンリグにいらっしゃる場合と

もう一つは、
お二人でいらっしゃる場合とがあります。

どちらの形にも
それぞれに大切な意味があります。

お一人でいらっしゃることが
意味のあるケースも、
経験上たくさんあります。

ですので、
いま出来る形というものを
大事にしていただきたい、と思います。


| 個人とカップルの違い |


最初は一人で行ったほうがいいでしょうか。
 最初から二人のほうがいいでしょうか


そうしたご質問を
受ける機会があります。

ご夫婦それぞれが
別々にいらしてから、
お二人でお越しの方もいらっしゃいます。

最初からお二人でお越しの方たちも
いらっしゃいます。

どちらでも結構です。


ご夫婦(カップル)での面談の場合には

お二人それぞれのお話を
整理しサポートしながら、

〝二人の関係のあり方〟という部分が
カウンセリングでの
自ずからのテーマとなっていきます。

一方の
夫婦問題での個人カウンセンリグでは、

ご自分の気持ちや抱えているものを
整理する為だったり。

自分自身の見方や感じ方を
改めて見直してゆくためだったり。

自分だけでは気づかずにいるものを
ご一緒に考えてゆく為だったり
・・・という

大きな意味で申し上げると、
そうしたものがテーマとなります。

そういった中身の違いもあります。

| 夫婦でのカウンセンリグ |


欧米ではカップルカウンセリングは普通でも、
日本ではこれまで
認知度が余り高くありませんでした。

しかしそれも
次第に変わりつつあります。

以前は、奥さんが望まれて、
いらっしゃる方たちが
ほとんどでした。

しかし最近では、むしろ
ご主人のほうから提案されているケースが
目立って増えています。

二十代のカップルから三十代・四十代。
そして五十代のご夫婦まで
いらっしゃいます。

ご夫婦やカップルの多くは
わたしよりも年下の方たちになりますが、
時折、六十代のご夫婦もお見えになります。


| 夫婦カウンセリングの形 |


夫婦(カップル)カウンセリングで
大事なことは、

誰が悪い、どちらが悪い、何がいけない
・・・そうした「犯人探し」ではなく、

感じてきたこと・思ってきたことを
話し合いながら、

互いの気持ちや考えていることを、
冷静になれる場で
改めて理解し直してゆくこと・・・


カウンセラーを交えた場で

互いの云わんとしていることを
交通整理をしながら
じっくり話してゆくことで、

これまでとは違う何かが、
少しずつでも
見えてくるようになれたら、

夫婦カウンセリングの意味も
あるように思います。

初めて聞くようなことも多かった
そうした言葉を
お聞きする機会もあります。


| 話し合うことの難しさ |


「話しなら、散々やってきた」
・・・そうおっしゃる方が
いるかも知れません。

しかし現実は、果たしてどうでしょう。

夫婦二人で話しをしていても、
どうでもいい事なら会話になっても、

肝心なことになると
互いに感情的になって、

〝売り言葉に買い言葉〟で
話が枝葉のほうへ行ってしまい、
何を話していたのか分からなくなる

・・・ということは
多いのではないでしょうか。

一旦感情的になってしまうと、
相手の言葉や話を
自分の感情のままに受け取るために

話せば話すほど・云えば云うほど
悪循環に陥ってゆくことも
けっして珍しくはありません。

そうなると
その時々の思いは解消されずに、
堂々めぐりの徒労感と
憤りやフラストレーションばかりが残り、

「わかってもらえない」
「わかってくれない」という
思いだけが蓄積してゆきます。

普段は日々の生活の中で
それが抑えられていたり、忘れていても、
また何かのきっかけで噴き出してくる。

その繰り返し・・・。

実はどのご夫婦も、
みな同じ悩みを抱えています。

やがて、喧嘩になるのが嫌で
どちらかが口を閉ざすようになったり。

時には、言い争いや喧嘩が
エスカレートしていくようなカップルも
あったりします。

激しい喧嘩や騒ぎの末に
近所の人に警察に通報される
・・・というケースもあります。

今はむかしと違って、
警察は家庭内の暴力行為(DV)に
積極的に介入するようになっています。

夫婦喧嘩がよくない・・・
という意味ではありません。

このように夫婦二人で話し合うことは
とても難しい面があり、

それはどのご夫婦も
同じではないでしょうか。


あれだけの時間、感情的にならずに
お互いの気持ちを話せたことは、今までで
なかったことで、いろいろ気づきがあった
ように思います。
一度の面談で、すぐに問題解決とは、簡単
にはいきませんが、これを契機にお互いの
理解が深まれば、と思っています。


そのような感想を
後日いただくことがあります。

こんな話を二人だけでしていたら、
 絶対にケンカになっていると思う


夫婦カウンセリングの中で
そんな言葉を
お聞きすることもあります。


たとえ、
なにが悪い・どうしたらいい
・・・などの言葉を
外側からいくら聞かされても、

自分たちの関係を
二人が考えてゆく契機とはなりません。

話てみなければ分からないこと、
聞いてみなければ分からないことが
あるものです。


| 「同席面談」の意味 |


カップルカウンセリングといっても、
カウンセラーやカウンセリング施設によって
様々なやり方で行なわれています。

森のこかげでは
カウンセラーとお二人を交えての
「同席面談」の形を大切にしています。

それは、お二人が
「冷静に話し合える」場の大切さを、

これまでの経験から
とても感じているからです。

このことは、
夫婦(カップル)カウンセリングを
長く行なって来て
いっそう実感するようになっています。

たとえ話すことの中身自体は、
二人で言い合って来たことと
変わらないとしても、

それを冷静に話し合える。
そして相手の云うことも
じっくり聞くことができる。

それだけでも、
何かがとても違ってくるものですし、

これまでとは少し違うものが、
見えるのではないでしょうか。



| 仲裁のためでなく |


ここまでお読みいただくと
お分かりのように、

夫婦カウンセリングは、
カウンセラーがお二人の仲裁を
行なってゆく為の場ではありません。

ですので
仲裁を目的にされてしまうと、
違ってしまうと思います。


| すでに決心されている場合 |


ご夫婦のどちらかが、
もうこれ以上は無理だから」と
離婚を申し出ていたり、
既に別居状態にあるケースもあります。

それでも、心の内ではお互いが
できれば離婚はしたくない
 出来ればやり直すきっかけを見つけたい


・・・というお気持ちが
少しでもあれば別ですが、

そうでなければ、
カウンセリングは人や相手の心を
変えさせるためのものではありません。

・・・ということを
予めお伝えしておきたいと思います。

ただし、
二人だけでは
 もう既に話が出来なくなっている


感情的にこじれしまって
 話が堂々めぐりになってしまうので、
 カウンセリングの場を使って
 改めて話し合ってみたい


・・・ということがあるかも知れません。

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