

夫婦カウンセリングをお考えの方へ
| はじめに |
夫婦カウンセリング
あるいは
カップルカウンセリングとは
お二人で面談にお越しになり
カウンセラーを交えて
お話しをしてゆくものです。
森のこかげでは開設の時から
個人カウンセリングだけではなく
夫婦(カップル)カウンセリングも
長く続けてきています。
お二人同席しての
「同席面談」の形を大切にしています。
ご夫婦・カップルの年齢層も
二十代から六十代の方たちまで
幅広くお越しです。
ふたりが冷静に話し合える場を持ちたい。
あるいは、
これからのためにも
お互いを、お互いの気持ちを
もっと理解し合う必要があるように思う。
・・・そうお考えだとしたら
いらしてみては、いかがでしょうか。
たとえば
次のようなご相談でお越しです。
長年スレ違いが続いており、話し合っても堂々巡りで前に進めない状況です。
二人でカウンセリングを受け、問題解決のきっかけにできればと考えています。
普段は仲がいいのですが、ふたりで話し合うと喧嘩になり話し合いになりません。喧嘩になると、子どもはいらないとか離婚のような話に発展することもあります。
色々話し合った結果、離婚せずにやり直すことになりました。
やり直すにあたり、互いをもっと理解するきっかけになればと思っています。
夫婦関係に悩んでおり、夫婦カウンセリングをしたいと考えております。
相手のことが理解できず、離婚を切り出していますが、相手は離婚を望んでいません。2人ではまともに話すことも出来ないので、感情の整理にお付き合いいただきたいです。
子供が生まれてから、徐々に夫婦関係が悪くなり、最近では大きな喧嘩も多くなりました。喧嘩のたびに二人で話し合うのですが、子供にも悪影響を与えてしまっているように思います。
二人ともやり直したいという思いでいます。
夫婦関係でのご相談では
パートナー(夫のこと・妻とのこと)で
奥さん、あるいはご主人がお越しになり
お話しするケースが多くありますが
ご夫婦でお越しの方たちもいらっしゃいます。
夫婦関係でのご相談については
こちらのページをご覧ください。
| 夫婦カウンセリングの理念 |
「理念」などと云うと
少し大袈裟かも知れませんが
夫婦カウンセリングの考え方
・・・という意味に
お受け取りください。
夫婦カウンセリングで
最も大切にしていることは、
(夫婦カウンセリングに限りませんが)
何が悪い、誰がいけない、
夫が悪い、妻が悪い・・・
そうした「犯人探し」ではなく、
冷静に話し合える場の中で、
感じていること・
思ってきたことを話し合いながら、
改めて、互いの関係を考えてゆくこと
理解してゆくこと・・・
長年続けてきて、そうしたことが
最も大切になるように感じています。
| 新しいきっかけとして |
夫婦カウンセンリグをきっかけにして、
二人でいろいろ話し合う機会を作た。
ここで話したことを踏まえて、帰ってからも二人で話し合ってみた。
そう報告して下さるご夫婦も
いらっしゃいます。
あれだけの時間、感情的にならずに、二人がお互いの気持ちを話せたことは今までなかったことで、いろいろ気づきがありました。
これをきっかけにして、お互いの理解が深まればと思っています。
ご相談者の言葉・感想から
| 話し合うことの難しさ |
話し合いなら、さんざんやってきた。
そうおっしゃる方がいるかも知れません。
でも、果たしてどうでしょうか。
夫婦二人だけで話している時には
そもそも冷静に話し合うことが
ひどく難しくなるものです。
無難なことなら会話になっても
肝心な事になると、互いに感情的になって口論になり、売り言葉に買い言葉。
話が枝葉の方に行ってしまい、結局何を話していたのかさえ、分からなくなっていく。
実はどのご夫婦も
同じ悩みを抱えています。
そのためもあってか、時折
二人だけでは絶対に話さない(話せない)事を、ここで話している。
そうおっしゃるご夫婦も
いらっしゃいます。
中には、喧嘩がエスカレートしていき、
警察に通報したり・されたり・・・
というケースも拝見しています。

| 同席面談の意味 |
夫婦カウンセリングと云っても、
なにか特別なことを
おこなっているわけではありません。
カウンセラーが中立的な立場でご一緒し、
お二人と話しをしていきながら
お互いの話や気持ちの交通整理をしつつ、ご一緒に話し合ってゆく ・ ・ ・ ・
そんなイメージを持っていただけたら、
と思います。
話してみなければ分からないこと、
聞いてみなければ分からないことが
あるものです。

| 個人面談と夫婦面談 |
最初は一人で行ったほうがいいでしょうか。それとも最初から二人がいいでしょうか?
そうした質問を、いただく時があります。
どちらでも望む形で大丈夫です。
最初からお二人でお越しの方たちも
いらっしゃいますし、
最初はお一人で、
あるいは、お一人ずつで
お越しの方たちもいらっしゃいます。
また時には
お二人で面談にいらした後に、改めて一人でお越しの方も、いらっしゃいます。
二人の場では、十分に話せなかったこと、云えなかったことが、あるかも知れませんし、
お二人でのカウンセリングの場では、ご自分自身の気持ちが、中途半端になることもあるかも知れません。
改めて、お話しにお越しの方も
いらっしゃいます。

| 既に決心されている場合 |
いろいろあった末に
ご夫婦のどちらかが、
「もうこれ以上は無理だから」と
離婚を申し出ているケースもあります。
心の内では、どちらも、やり直す道やきっかけがあるなら、離婚はせずに、やり直しも考えていきたい
・・・という気持ちがあれば別ですが
もしそうでなければ、
カウンセリングは人や相手の心を、変えさせる為のものではありません、ということを
予めお伝えしておきたいと思います。
ただし、直接話し合いたいけれど、二人だけでは、もう話が出来なくなっている。
話し合いが堂々めぐりになっているので
カウンセリングの場で
改めて話し合ってみたい
・・・ということもあると思います。
別居中ですが、これからどうするか二人で話し合っても過去の記憶から抜け出せずに、堂々巡りを繰り返します。
離婚という決断を下す前に、冷静に話し合える場を持ちたいと思っています。
ご相談者の言葉・感想から
カテゴリー【夫婦関係】