
カウンセラーをはじめとする
対人援助職にいる方のカウンセリング。

はじめに
『森のこかげ』では
カウンセラー・心理職を始めとする
対人援助職にある方のカウンセリングも
おこなっています。
ボランティア等で
対人援助の活動をされている方も
お話しにお越しです。
カウンセリングですので
ご相談の内容は、もちろん皆さん様々です。
社会人の方から院生まで
実際に仕事や活動をされている方だけでなく
コーチングを学んでいる社会人の方だとか
臨床心理士を目指している院生の方。
あるいは
スピリチュアル関係の方なども
いらっしゃいます。
まったく関係のない第三者の人のほうが、かえって話しがしやすい。
自分のことだとか、心に思っていることを自由に話せる場や相手というのは、ありそうでないものです。
教育分析を受けたことはあるけど
こうして自分でカウンセリングに申し込んだのは初めて。
・・・このように語る方も
いらっしゃいます。
関連ページ
ご相談者からの言葉・感想

身を置いて分かること
カウンセリングやコーチングを学ぶ方たちには特に、
現実のクライエント体験を強くお勧めしています。
現在ではWeb上を含め
カウンセリングを学ぶ場が各所にあり
そこでカウンセリングやコーチングを学んでいる方も、
たくさんいらっしゃいます。
クライエント〝体験〟という言葉を使うと
何か擬似的な印象を
持たれるかも知れませんが
本当のクライエントに自らを置くことで
初めて分かってくるようなことは
とても多いように思います。
自分で申し込みをして、実際に来てみて、
どんな気持ちになるのかが初めてわかりました。
傾聴を学んでいるという社会人の方が
そうおっしゃったことがあります。
もちろん、カウンセリングですので
お話やご相談の中身は様々です。
関連ページ
カウンセリングにおける
「整理する」が意味すること

相互関係の中で
カウンセリングのことで申し上げると
カウンセリングは
ご相談者とカウンセラーとの
〝相互関係〟の中で展開してゆくものです。
ですので
相手の立場での経験を持つことは
やはり大切かも知れません。
神田橋條治氏は、このように
カウンセラーに向けて語っています。
神田橋條治 精神科医・臨床家
自分とクライエントとが作っている複雑系の中でカウンセリングが展開している、ということを忘れて、自分は客観的な観察者であると思った瞬間に、治療はうまくいきません。
実際には、自分とクライエントとが共に織りなす複雑系の中で、様々なことが動いていっているということです。このことを忘れないでください。
神田橋條治
カウンセラーやセラピストというのは、患者やクライエントを傷つけないように気を配りながら、やっている筈だよね。
そうすると、その反作用によってやはり自分の中に、いろいろモヤモヤしたものが溜まっていくのは、どうしてもあるよね。
そのために、自分の心身の健康が損なわれたり、カウンセラーとしての成長が妨げらけないためにも、溜まっていくものを自由に出せる場が、必要なんだ。
カテゴリー【カウンセリングのこと】
