〝変わる〟を見つめて

〝変わること〟とカウンセンリグ

 | 変わることの姿 | 


「同じことを繰り返さないためにも、
自分のことを変えていきたい」


ご自分を変えたいと考えて、
カウンセンリグにいらっしゃる方たちも
おられます。

自己啓発やメンタル関係の本を読んだり、
 ネットでいろいろ調べたりして、
 自分でなんとかしようとして来たけど、
 どうしても上手くいかない

そうしたお話を伺うこともあります。

ここでは、〝変わる〟ということを、
実際のカウンセリングを通して、
見つめてみたいと思います。

たとえば、
〝変わる〟ことの姿を見つめた時に、

ご相談される方たちから
「教えていただいた」と
感じていることがあります。


 | ご相談者に教えられたこと | 


カウンセンリグを行なうようになって
三年くらいした頃です。

ある女性のご相談者の方が
こんな話をして下さいました。

二年ほどカウンセリングを続けてきて、
もう最後の頃のことです。

カウンセリングを始める前には、
こんなふうに思っていました。
・・・と、話し出されました。

わたしが変わる時には、
きっと厚い雲を突き抜けて
目の前にパッと青い空が広がるような、
そんな気持ちになるんだろう、って。

でも、そういうものではないんだなって、
いまは思うようになりました。

それから続けて、
こうもおっしゃいました。

とても楽になった感じがあります。
でもこんなに楽でいいのかなって、

まだ思うことがあるんです。

そのお話が、

いまも強く残っています。

カウンセリングを行なっていく中で
その後も幾人かの方から、

同じような意味のお話を
お聞きすることがありました。

もちろん皆さん、
カウンセリングにいらしたきっかけも、
お会いした期間も、違います。

そうしたお話をお聞きしながら、
わたし自身が感じ・考えたことを併せて、

このような言葉に、
昇華されていきました。

〝変わる〟というのは、
 たとえて云えば、
 〝当たり前〟になることなんですね

 ・・・と。



 | 自然に変わっている | 


これはサイトにも書いたことですが、

カール・ロジャースの
『来談者中心療法』(岩崎学術出版社)
という本を、読んでいたときのことです。

カール・ロジャースは
カウンセリングの神様的な存在の人です。

その本の中に、

三十代の女性が書いた体験記がありました。

八回にわたったカウンセンリグが終結して
三ヶ月ほどして書かれたものです。

わたしはそれを読んで
とても嬉しくなりました。

彼女はこう書いています。

多少落胆していたのは、改善への兆しが自分
では、見えてこなかったことです。
わたしは、変わるというのは「ああそうか!」
の連続で、心に刻み込まれるようなものだと
期待していたのです。
そのため、まったく自然な形で自分に生じて
いた変化を、最近まで気づかなかったのです。
余りおしゃべりではなくなって、以前よりも
楽になり、大勢の中で目立とうとする傾向も
なくなりました。
そんなふうに変わって来たことを、ちょっぴ
り寂しく感じられるくらいです。
自分がこんなにも変わりつつあることに突然
気づき、とてもいい気分でした。
そして以前のようには自分を意識することな
く、人に対して関心を向けられるようになり
ました。




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