![ロゴマーク](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiLsF-57UyfRQ2XdBHMQH-Opj0nJRzTuDPnDa-AUrNqkujgiEkG24NCgBncEK_Qx6Kw7wMaNtDIIPovGzVRmtFNyZVvyAYxmU55mkzheeslA2RWW20SVa6quqhv__ov3eIJCCbDzvE7m0c/s0/%25E5%2590%2584%25E3%2583%2598%25E3%2582%259A%25E3%2583%25BC%25E3%2582%25B7%25E3%2582%2599%25E3%2583%25BB%25E3%2582%25BF%25E3%2582%25A4%25E3%2583%2588%25E3%2583%25AB%25E7%2594%25A8.png)
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgsFbiiaurd6aGHXrz87RlNJPTOohZ6SJTU-0EA9TDcs_7EKL-Io_tJrG3Ekrjcln65ERWxCOojgtC5yMb0SkVV7xhVnNTAKu_o7l00p7jmobeiWGmrFtKytNxzf56vaisQcYJFQQssnjNbFbGgYfhkqSFxBehoMd2gPWNKp8h_T5Hea6R-TQ7CZYsePIc/s1600/Fla-drawn-one-line_129%E3%83%BB110jpg.jpg)
「親との関係を見直したい・・・」
というように、
ご両親との関係に悩んだり問題を感じて
お話しにいして下さる方も
いらっしゃいます。
年齢も、二十代から五十代の方まで
お話しにお越しです。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEigqPVwVO6icI7LWP3XCqiWDryqj_ph_TNJObjeLsxnv7ZxsRdhrLbq2BcfzNw0XTqc4BM33OzUsCXur_26mbkha1hh47rWlEN4eDW73j3Nw6lecVufEENTq3GEV9Ndow0f0Zmvd0liTq0/s0/%25E5%25A4%25AB%25E5%25A9%25A6%25E9%2596%25A2%25E4%25BF%2582%25E3%2581%25AE%25E3%2582%25B3%25E3%2583%2592%25E3%2582%259A%25E3%2583%25BC.gif)
親との関係で
両親と心を通わせる関係を築いておらず、一緒にいて、とても寂しさを感じる瞬間があります。
人になかなか心を開くことが出来ないことや、自信を持ちにくい性格である原因は、そこにあるんじゃないかと悩んできました。少しでも心を軽くしたいです。
ご相談者の言葉・感想から
抱えている両親への葛藤や様々な思いを
お話しされながら
ご一緒に、少しずつ
心を整理してゆくような機会は
カウンセリングでは
決して少なくありません。
それはある意味で
ご自分を取り戻してゆくための
とても大切な時間になります。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiswbmZj_q7kY4iePZ1wAeX099YG6fWp3EsezPtQ5ShQ4juyxXTVWCBjkMV2gUN_iSPLTnaU9jsRPSPY1Tk0jDNvNi8q8Tk9uxQjX1lzag0nAw9M4ii1meCfGpHnLlPA8jKfgiZsCusx50zzbewb9ri6jHf3Jy9rrf1aL6vQ4PKhKDE6HZDIHKtW34G/s1600/%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%9B%E3%82%9A%E3%83%9B%E3%82%9A1-320%E3%83%BB98.jpeg)
| 自分を見失わずに |
他方で、次のような訴えを
お聞きする機会もあります。
どうして自分はこうなんだろう、って自分なりに考えていると、やっぱりあんな育てられ方をして来たから、あんな親だったから、わたしはこうなんだって、思えてくるんです。
でも、だからって過去に戻ってやり直しが出来るわけじゃなし、ただ話をすることで、どうにかなるのでしょうか。
おっしゃるように、
誰も過去に戻ることは出来ません。
ただ、たとえば
物事の原因や理由の全てを
ただ一つの事柄や存在に
求めるようになってしまうと
自分自身を理解するための
大切な幾つもの事柄を
置き去りにしてしまうことが
起きてくる場合があります。
言葉を換えると、
自分自身のことを見えなくさせてゆく
・・・ そうしたことが
起き得ることがあります。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjZwXFVngRlzyOLEdseG3eBW5AWhFWdrvpunTVULW0zgYfvikGbjr4McMxnwOARQputFfv6Jfu2cb2PnDkwqdUAknpGaLrXcpI2sYs5IIRFPfG5lhBkphmTle4eCUM9FwHyfPXMrgq9HpA/s0/7760-80x80.png)
ある時、女性のご相談者が
こんなふうに語っていらしたことを
思い出します。
私がこんなふうなのは、親にこんな育てられ方をして来たから・親がこうだったからだって、ずっと思ってたんです。そういうことを書いてる本もたくさんあるので、「確かにその通り、すごくよく分かる」と思って。
でも自分で子どもを生んで、子育てをして来て、「本当にそれだけだったのかな」って、ちょっとだけ思うようになったんです。
でも自分だけで考えていても、よく分からなくて ・ ・ ・ ・
そして、お話しにいらっしゃいました。
この方は、親御さんとの関係が
まったく無関係だった、と
おっしゃっている訳ではありません。
ただし、
それだけだったのかな、と思うに至った。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg61JctsAkaPHxycfpBSqN2I6LHT6ahV6riWx6V8WP53sJo6l5lVagAULfPIQPATF426nCtdii2eN3HK6hjfyV-TU8mMgLdCUUjGzFtwytHhjq0z2WbRbYoNkatguJAA7Oi_ymnBFbM1L9zEBb0s9tgBRcuSwOkJuQYJX1GgaE7A1Zm7i790DnLdLMN/s1600/california-poppy_100X91.jpg)
たとえば、次のようなお話を、
実際に伺う機会があります。
●●●セラピーというものを受けて
あなたはアダルトチルドレンだ、
共依存だ、と云われ
自分でもそうだと思うようになって、
トラウマを消し去るために、
という理由で
いろいろなワークを行なっていく。
そして最後には、
親と対決する必要があると云われて
「あの時、こう云われた」
「こんなことをされて辛かった」
「わたしがこうなったのは、
全てあなたのせいだ!!」 と
恨みや怒りを繰り返しぶつけて、
親に謝罪をさせる。
そうしてみて、
確かに、恨みをぶつけている時は
スッキリもするけれど
今も自分は何も変っていない。
誰もhappyになっていない。
結局、自分自身の問題や悩みは
なにも解決されていない
・・・というものです。
中には、
こうしたことを繰り返すことで
かえって精神的に不安定になって
精神科クリニックに通院する方も
稀にですが、いらっしゃるようです。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjS83AKi9O9_6_t5yPW-7m6KuY-h-sfrevcK2fuw5H-J93GGUm-Lt64Skn5O1YV9r75_8oQxSzf7ZBKBexp7qKJRmTd39PJj3FmrxTuRPXJWLsD-bwrsQOurZAfS0KUkXJjCXP-qnzp4KwNdZ2WgAkAkQeW0gSsHKE6_zYM5lgpLdzySXu6ROTzlE-E/s1600/Cruu7f%20315x95.jpg)
| 見えないものの中に |
わたしたちの心や内面は
複雑系の世界です。
そして心とは、
形がなく目には見えないものです。
形もなく、目にも見えないので、それをどのように云うことも、可能かも知れません。
カウンセリングとは
形のないもの・
目には見えないものの中に
見落とされてしまった形と
新しい命とを
共に見つけてゆく営みでありたい、と
思っています。
そうでありたい、と願っています。
カテゴリー【始まりの物語】