残念な気持ちとは
カウンセンリグでお話しを伺っていて
時折ですが
残念な気持ちになることがあります。
残念な気持ちというのは
たとえば
せめて○年前に
あるいは、それが起きていた頃に
面談でお会いしていたなら
結果や現在の状況・状態は
もしかすると
少し違っていたのでは
・・・という思いのことです。
お話をうかがっていて、
そうした思いになる時が
時折ですが、あったりします。
あるいは、面談を終えた後に
ご相談者ご自身から
あの時に来ていて、今日のような話しをしていたなら、もしかすると良かったかも知れませんね。でも今は、戻らないところに来てしまっています。
そのような述懐をお聞きすることが
時々あります。
もちろん、実際にどうだったかは
神様でない限り分かりません。
何も変わらなかったかも知れない。
ただ、そうした気持ちになるには
そうした気持ちになるだけの理由が
あることは確かです。
たとえば、お話を詳しく伺い
ご一緒に考えてゆく中で
ご本人が、ご自分で良かれと思い
もしくは
そうしたいと思って
あまり何も考えずにやっていたことが
むしろ逆効果になっていたように
思えてしまうとき。
あるいは、
ご自分目線による考えや見方に
囚われたことによって
事態をむしろ悪くしてしまったように
思えるような時に
せめて、その時にいらして
一緒に考えることが出来ていたら
・・・という思いになるかも知れません。
もちろん物事には
どうにも仕方のない事があります。
しかも、物事には
〝タラ・レバ〟が付きものです。
ただし、わたしたちには
〝思い込み〟というものがあります。
そして一度〝思い込み〟に捕らわれると
自分自身では容易には変えられません。
なので、お話しを伺っていて
どうしても残念な気持ちに
なってしまうことがあるのです。
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