気質・持って生まれているもの

気質への理解


| 生まれた時に持っているもの | 


わたしたちの誰もが、
生まれ持っての「気質」というものを
抱えています。

このことは
とても見落とされているものです。

ここでいう「気質」とは、

意識(自意識)や性格というものが
形成されてくる以前・出来上がる以前に、
すでに生まれ持って存在しているものを
指しています。

根底的な影響力を備えている

しかも、生まれた時には
既に自分の中に存在するものなので、

本人に働くドライブ力は、
後天的な性格などよりも
よほど根底的なものを備えています。


| 気質は自ずから出ている | 


子どもを持つと分かることですが、
よく観察していると

生まれおちた時から、すでに
一人ひとり違いのあることが、見て取れます。

すでに気質というものが、
その時々の条件や環境の中で
現れ出ているのです。

しかも、わたしたち自身は
それを自覚することは出来ません。

生まれた時には既に
自分の中にあるものなので、
自分だけの意識では
それを自覚することは難しくなります。

| 気質を重要視していたフロイト | 


フロイトは、ご存知のように
精神分析療法を生み出した人物です。

しかしフロイトも、その理論とは別で、
患者さんの治療においては
気質を重要視していた、と云います。

精神分析の創始者であるフロイトは、もとも
と自我の体質的(ここでいう気質)基盤を重
要視しており、自分の理論が環境偏重主義の
中で、心因論的な解釈にひどく偏ったものと
なるのを恐れていた。
      池見酉次郎(ゆうじろう)

そして、ここで申し上げる「気質」は
何かの心理テストで分かる、というような
抽象的なものではありません。

生きていらした中での様々なエピソードを
自分目線で振り返りながら
一緒に整理してゆく中で、

少しずつ
見えてくる性質のもの、としてあります。


| 気質を生かしていく | 


これまでのカウンセリングの欠点は、
フロイトが恐れていたように
心理的な見方に偏り過ぎる余り、

その人の気質、という面への配慮に
欠けていたことにあります。

生まれ持っての気質を、何かの形で
生かせるような生活を送れるなら
その人は、生きている実感を
得られるのでは、ないでしょうか。

一方で、たとえ他人からは、
良さげに見られているような人でも、

気質を殺したような生き方を
を強いられてるなら、

そのご本人にとっては
内心では生きている実感を持てないまま、
生きていかなくてはなりません。

このように大切な気質ですが
幼児期・児童期・・・
そして大人と成長するプロセスで、

自意識が作られ、
世の中や人に揉まれているうちに、
見えにくくなるのも事実です。

そのために、やむを得ないことですが、
気質と性格とが
アンパランスになっている姿を
とても多く見ることになります。

性格が気質を否定するような姿。

気質と性格とが葛藤を生じている生き方。

そうした方たちも、いらっしゃいます。

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