カウンセンリグの前に【7】


カウンセリングを終える時には
どうすればいいですか。

カウンセリングを終える場合には、
ご相談者のかたから
告げていただくことが基本となっています。

継続していらしていた方の場合には、


「ここで(あるいは次回で)終わりにしたい」
そう告げていただければ、
それで結構です。

初回のケースでは、

次にいらっしゃる場合には
次回の予約をして
お帰りいただけますし、

まだ、どうするかハッキリとは分からない。
という場合には、

「帰ってから改めて考えて
  どうするか決めたい」と
告げていただければ、結構です。



ところで、
どのように終えるか、終結を迎えるかは、
ご相談される方によって様々です。

一般的に申し上げると、
上に記したようなきちんとした形で
終結が行なわれるケースは、

カウンセリング全体から眺めると、
余り多いほうでは
ないかも知れません。

ある程度以上の期間にわたって
お会いしてきた方の場合には、
皆さん、
上記の終わり方になりますが、

三・四回くらいの場合には、
たとえば
「予定がまだ分からないので、
 また後で(次回の予約の)連絡をします」
とおっしゃりながら、

連絡がない形で
そのまま結果的に終わりになる、
という場合が多くなります。

西洋文化のように
何かハッキリと明確に区切りをつける、
というあり方には、
余り馴染まないのかも知れません。

一方で、上で触れたように

ある程度以上の期間
お会いして来た方の時には、

こちら(カウンセラーの側)も、
終結を迎える少し前から
ご相談者の中に
終えつつあるものを感じながら、
お話しをうかがっている

・・・という感じが出てきます。

そして終結を迎えるときには、
やはり寂しさを感じます。

「無事に終えられて良かった」
という思いと、

「もうお会いすることはないかも知れない」
という思いとが、
複雑に交差するものです。

カウンセリングには、
「終結とは長く続く中断である」
という言葉があります。

一旦終えたとしても、
また何か気持ちを整理したくなったとき・
何かあった時には、

もちろん、また新たにお越しいただけます。



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