大学や専門学校に入学後
次第に学校に行けなくなってゆく
ということがあります。
学校に行けなくなる、というのは
大学や専門学校の場合だけでなく
もちろん高校や中学校でもあります。
たとえば地元の高校生が
お話しに来ることもあります。
お話をうかがっていると
行けなくなるきっかけは様々です。
クラブやサークルでの出来事。
友達との気持ちのスレ違いや揉め事。
少しずつ講義を休む日が出てきて、
やがて、行かれなくなってしまう。
その他さまざま事が
直接的なきっかけとして存在します。
それまで、なんとか通っていたけれど
校舎や校門に入ることが出来なくなる。
大勢の学生がいる場所に入っていけず
緊張で胸が苦しくなってしまう。
そんなふうに
苦しさを話してくれる人もいます。
「苦しくて死にたいと思って、○○○(自殺の名所と云われている所)まで行ったことがある」
・・・そう打ち明けてくれた人もいました。
「ここで、こうして会えてよかった」
そうお伝えしました。
あるいはアルバイトはできるけど
学校にはどうしても行けない。
そんなケースもあります。
心が関わる事柄・問題は
ひとりで抱えているだけでは、悪循環に落ち込んでゆく事も起きがちです。
専門学校や大学に行かれなくなる人たちの中には
ご本人のお話によると
たとえば中学・高校の頃は
むしろ生徒会の役員をやったり、部活でも活躍していた、と語ってくれる方もいます。
こうした大学・専門学校に行けなくなる
ということは、
誰にもあり得ることです。
決して特別なことではありません。
カウンセリングは
お話をしてゆくことを通して
気持ちや問題を一緒に整理しながら
あなたが
少しでも良い方向へ歩んでゆくために
ご一緒に考えてゆく。
そのための場所です。
自由に話していただくことを、大切にしています。
「試しに一度」でも大丈夫です。
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