カウンセリングを経験された方の手記です。
大林美都子さん(仮名・40歳)
カウンセリングという言葉は
いろいろ見かけるので知ってはいても
心理的なカウセリングについてはよく分からず
ただ話をするだけで、何が変わるのか。
料金の価値があるのだろうか、などと思っていました。
家庭や子どもの問題を
自分でどうにか乗り越えようとしてきて
とうとう行き詰まってしまい
どうしていいか分らなくなった時に
もしかしたら何か・・・と
まさに藁にもすがる思いで、ホームページから申し込みをしました。
最初に伺ったときは
いま思うと、精神的に普通じゃない状態だったと思います。
でも先生と対話をしていると
「あれ?」と思うことが出てくるのです。
そして、次のカウンセリングまでの間、そのことを考えてみる・・・。
それを続けるうちに
親との関わり・生まれ育った環境・・・
記憶にないところからずっとつながったところに、今の問題を抱えた私がいるんだ・・・
と分ってきたのです。
自分では当然と思っていることも
もしかしたら
そうではないのかも知れない・・・。
でもその固定観念は、
自分だけで考えていても
『自分の枠』から出ることは難く
こうして整理しながら考えてゆくことで
少しずつ分ってくることを、実感しました。
あの時カウンセリングに行ってみよう、と思えなかったら、いま頃どんな日々を送っていたのか。
考えると、ちょっと怖いものがあります。
まだ道の途中ですが、
心配事のひとつであった子どもとの関係について。
子どもを本当に心からかわいい、愛おしいと思えるようになったことは
とても嬉しく、本当に感謝しています。
子供はかわいくて一生懸命育ててるけど
心の何処かに
何かひっかかるものがある気がする。
・・・というお母さんがいらしたら
ぜひカウンセリングを試してみて欲しいな、と思います。
書いていたらいろいろ思い出して
今までいろいろなことに気づき
変ってきている自分がいて
あの頃の自分が懐かしくさえ思えました。