パニック状態とフラッシュバック

フラッシュバックによるパニック状態


| フラッシュバックの実際 |


フラッシュバックとは」にあるように


フラッシュバックを生むような
原体験・原出来事というものの多くは、

実は、普段の生活の中・
日常で生ずる出来事の中に
存在しています。

カウンセリングや臨床の場で出会う
フラッシュバックのほとんどは、
そうした形のものです。

そして多くのフラッシュバックでは、
トリガーに遭遇した際に

過去のトラウマ体験につながる
感情や情動だけが
反復想起されるために、

ご本人自身でも
フラッシュバックが起きているとは分からず、
悩んだり苦しんだりされています。

トリガーとは、
フラッシュバックを引き起こす
〝きっかけ〟を指します。

そして身体反応を生むような
強い感情を「情動」と云います。

多くの患者さんでは、フラッシュバックの
トリガーになったものが、日常の些細なこ
ことのために、気づいていないことが殆ど
です。

        神田橋條治・精神科医


| 恐怖感とフラッシュバック |


フラッシュバックによって
反復想起される・
つまり引き起こされる情動は、

トラウマとなっている体験によって
様々ですが

フラッシュバックで
反復想起される情動には、
恐怖・おそろしさ・怖さ
というケースがあります。

トリガーに接した時に、

恐怖感や怖さの感情(情動)が
不意に押し寄せてきて、
パニック状態に陥ってゆく

・・・というケースがあります。

「恐怖感」という感情・情動は、
臨床で出会うフラッシュバックのケースでは、
とても大きな部分を占めています。

そもそも「恐怖感」という感情は、
フラッシュバックに関わらず
カウンセリングや治療においては、

とても重大な意味を持つ感情群です。

恐怖感が反復想起されるケースでは、
フラッシュバックによって
パニック状態になってしまう場合も
よく見られます。

| 最初の一歩 |


ある女性のご相談者が、
ご自分の状態が
フラッシュバックによるものと知って、

そういう時には皆んな、自分と同じように
 なるんだと思ってた。でも他の人たちは、
 それを表に出さずに普通に振る舞えてる。
 わたしはそれが出来ずに、混乱して周りの
 人に迷惑をかけてしまう。だから自分はダ
 メで劣っている、とずっと思っていました

そうおっしゃったことがあります。

このようなケースでは、
自信を失い・絶えず緊張し、
物事や人生が悪循環に陥ってゆくことも
起きてきます。

大事なことは、
「性格の問題」でも
「考え方や認知の問題」でもなく、

フラッシュバックであることを知り、
それを共に理解してゆくこと

・・・それが大切な一歩になります。

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